夕暮れ時。太陽が沈んでゆき、昼から夜へ移り変わる時間帯には、寂しいような懐かしいような、何とも言えない感傷的な気分になってしまう人も少なくはないと思います。
今回は夕方の情景にマッチする国内外の楽曲を8曲ご紹介します。夕陽を眺めながら静かに過ごすのもアリですが、時にはこの時間帯にぴったりの曲を聴きながら時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

Nickelback – Photograph
まずはカナダを代表するロックバンド、Nickelbackが2005年にリリースしたアルバム、”All The Right Reasons”より、”Photograph”です。
過去の思い出に浸りながらも、戻れない日々に別れを告げるというストレートなロックバラード。チャド・クルーガーのゴリゴリの声が意外と曲に合っています。
Goo Goo Dolls – Here is gone
続いてアメリカのロックバンド、Goo Goo Dollsのアルバム、”Gutterflower”より、”Here is gone” です。
バンド名がヘンなことで知られるグーグードールズですが、曲は抜群にかっこいい。疾走感のあるロックチューンながら、どこか切ない雰囲気が魅力的です。
Carole King – You’ve got a friend
続いては前2曲より静かな楽曲。キャロルキングが1971年にリリースした名盤「つづれおり(原題:Tapestry)」より、”You’ve got a friend”です。かつて大ヒットした作品ですが、今なお色褪せない魅力があります。
U2 – I Still Haven’t Found What I’m Looking For
続いてはU2の、こちらも大ヒットしたアルバム”The Joshua Tree”より、”I Still Haven’t Found What I’m Looking For”(邦題は「終りなき旅」)です。
U2といえばとにかく壮大なサウンドが特徴ですが、この曲は特に壮大。人生を旅に喩えた歌詞と相まって、夕焼けの中を歩きながら聴きたい曲です。
LINKIN PARK – Shadow of the day
2017年に死去したチェスター・ベニントン擁するアメリカのニュー・メタルバンドLINKIN PARK の3枚目のアルバム、”Minutes to Midnight”より、”Shadow of the day”を紹介します。
リンキンパークといえば、激しい曲調とチェスターのスクリーム(デスボイス)が特徴ですが、この曲は非常にゆったりしていて、チェスターの声も透き通っています。
サザンオールスターズ – 真夏の果実
言わずと知れた名曲です。何度聞いてもイントロから引きこまれ、じっと聞き入ってしまう楽曲です。夏の夕方、誰もいない海辺が思い浮かびますね。
GLAY – SPECIAL THANKS
続いては90年代のJPOPを代表するバンド、GLAYの楽曲です。この曲は両A面シングル「とまどい/SPECIAL THANKS」の片割れであり、この作品は日本のロックバンドがミリオンセラーを達成した最後のシングルだったりします。
静かなイントロから徐々に盛り上がっていく曲展開に熱くなる曲です。
手嶌葵 - 時の歌
最後はジブリ映画「ゲド戦記」のエンディングテーマとして使用された、手嶌葵の「時の歌」です。同映画で使用された「テルーの唄」の方が知名度があるかもしれませんが、こちらもとても良い曲。
手嶌葵さんの声と曲がこれ以上ないほどマッチしていています。