こんにちは、湖舟です。
ギターを始めて少したち、簡単なメジャーコードやマイナーコードは覚えたけれど、そこから色々と調べていくとダイアトニックがどうとか、ルートがどうとか、何度の音がどうとか小難しい言葉が並んでて覚えるのが嫌になってしまった方はいないでしょうか。
また、シンプルなコードだけ覚えて作曲を始めてみたけど、曲がワンパターンになってしまう。でも音楽理論とかはちょっと面倒かも、、、みたいな方もいるのでは?
今回は、難しいことは一旦抜きにして、とりあえず響きが綺麗で”エモい”コードをまとめて紹介します。それぞれのコードの楽曲中での使用例も併せて載せておきます。これを覚えるだけでもコードの引き出しがぐっと増えますよ。
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- とりあえず綺麗な響きのコードだけ知りたい
- 理論的な話は置いておいて作曲がしてみたい
- メジャーーコード・マイナーコードだけ弾けるようになったギター初心者
M7(メジャーセブンス)
まずはジャズからポップスまであらゆる曲に欠かせない定番コード、メジャーセブンスです。
一番抑えやすい形はAM7でしょう。A△7,Amajor7とも書きます。
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この形を下にスライドさせ、人差し指でセーハすれば◯メジャーセブンスみたいな名前がついてるものは全部弾けます。例えばCM7ならこんな感じ。どちらも6弦はミュートします。
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他にもいくつか抑え方があるのですが、とりあえずはこれだけ覚えておけば良いと思います。
メジャーセブンスの響きが特徴的な曲といえばオリジナルラブ の「接吻」がよく挙げられます。サビがCM7から始まっていて、M7の効果でオトナな世界観を作っています。
add9(アドナインス)
エモいのコードの代名詞、アドナインスは曲に清涼感と広がりを与える効果があります。Aadd9は指2本で抑えられる割に綺麗な響きになるおトクなコードです。こちらもスライドして人差し指のセーハを加えれば◯add9が全部弾けます。
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実際の使用例を見てみましょう。Bon Joviの楽曲です。
頭のサビ(0:09~)の進行はE→Aadd9で、思いっきりadd9が使われています。歌詞の内容が、頑張る人を励ます応援歌!という感じなので、このコードの持つ爽快感がうまく利用されていますね。
M9(メジャーナインス)
M7(9)(メジャーセブンスナインス)とも書きます。要は上2つのコードの合体版ということなのですが、細かいことは気にしなくてもOKです。CM9を例にとりましょう。
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メジャーセブンスの持つ都会感とナインスが持つ清涼感が融合した響きがしませんか?実際の使用例としてジョン・メイヤーの楽曲を紹介しておきます。イントロの最初のコードがEM9になってます。
一発目のメジャーナインスだけでも、この曲の持つ爽やかさと落ち着きが伝わってきます。
m9(マイナーナインス)
こちらもオシャレな楽曲に頻出するコードです。まずはEm9を弾いてみましょう。ちょっと複雑ですが、綺麗な響きです。
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Em9の別の抑え方で、下のようなものがあるんですが、これはギターを弾く人の間でも「ついつい使っちゃうエモいコード」として有名です。アルペジオで弾かないと濁った音になってしまうので注意。コツは4弦を弾くとき2フレットから4フレットへスライドさせることです。
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miwaは「ヒカリへ」を弾き語りで歌うとき、イントロの進行をCadd→D→Em9としていることが多いです。(動画はPVなのでバンドアレンジされていますが)。よくある進行の最後をマイナーナインスに変えているだけなのですが、単純にC→D→Emと弾くのに比べて段違いに広がりのあるイントロになります。
Aadd9(#11,13)
最後にAadd9(#11,13) (Aアドナインスシャープイレブンスサーティーンス)を紹介します。名前が長くてなんのこっちゃ分からないかもしれませんが、覚える必要はありません。抑えるのは超簡単です。
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簡単でエモいですね。A以外のadd9(#11,13) は(カポとか使わないと)抑えられないので注意してください。
ちなみにこの形を2フレット分上にずらすだけで、先ほど紹介したAadd9の別の抑え方にもなります。
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Aをちょっとアレンジしたい時に上2つのコードをグルグル回すのはよくある手法です。わかりやすいのは岡村靖幸さんの「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」のイントロでしょうか。
いかがだったでしょうか。紹介したコードには別の抑え方が色々とあったりするので、気に入ったコードがあれば別のポジションも調べてみてください。それではまた。